皆様ごきげんよう。
生レバー食べたい、自虐さんです。
なら禁止になる前に食っとけ。
今回は九州ツアーのもうひとつのおたのしみ、「アウトハウスすすき」さんにおじゃましたときの模様をお送りします。
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「あそこは行っとったほうがいいよ」
芹川ダムに同行いただいたM様との会話で、あることを思い出しました。
前にも書評したロッドアンドリール誌の全国バス釣り10大都市の企画、故郷の熊本にバス釣り草創期からルアーを扱う老舗がある記事。
当時すでに廃番だったティムコ/クランキーダーターのデットストックを在庫している店があり、すぐにでも行きたい衝動に駆られたこと。
これは行かねばなるまいて。
OPENが夕方6時からとのこと、ちょうど6時過ぎに無事お店の位置を確認。裏手の駐車場に車を停めていざ店内へ。
昔の店外写真と少しイメージが違うコンクリート造りビルの一階、店内に入るとすぐに目に付くのは日本でもお馴染みとなった海外の有名アウトドアブランドのウェアたち。しかもかなりの物量。
奥に進むと開店直後で油断気味の店長さんがマッタリ中。ご挨拶からの談笑が伸びる伸びるw
「アウトハウス」は伊達じゃない。ナイフなんかもすごい充実。
フライマテリアルもいっぱいあった!
そして、このお宝の山である。
別のお客さんが来たスキに店内を物色開始。
あった、あったぁ~!!
クランキーダーターNIB!(New In Box/箱入り)
サム・グリフィン物いろいろある....あ、バグリー以外のオリジナルのん発見!某友人(変態)に電話だ!
おぅふ、プラドコじゃないブリスターパッケのへドンプラグだ。コレも戴こう。
うわさの軟体ルアーメーカー「BURKE」さんとこのバイブレーション。
コチラはプラドコ合併以前のコットンコーデルスーパーじゃない「スポット」です。
仲間内で結構話題にあがるソフトクラシックシリーズ。これはPOP-Rですね。
クレイジーペンシルを生み出したランブルベイトのポッパーといえばコイツ「アンナポップ」
えーっと、これはルーハージェンセンだっけか。
なんか古そうなヤツラ。サタンワームとかこんなパッケージあったんだ。
お買い物の戦果はここまで。
本当にあと十年早く来ておけばよかったと後悔しております。
そしてここからは、日本におけるルアーフィッシング史を紐解く貴重な資料のコーナー。
主になかなかお目にかかれない古い雑誌やカタログをピックアップしてみました。
まずはご存知「BE-PAL」の創刊号を発見!となりの「フィッシュオン」も初版もの。
ラジカセ()がこの大きさだった時代。
もちろん俺たちの「ソニ-」も。
これまたすごいカッコしたおじさん。でもこれ、アシックスの広告なんですよ?
...足なげぇ。
お次は1974年のABUカタログ。
このころはまだエビスフィッシングが国内代理店をしていた模様です。
これは正直売ってほしかったぐらいです。じっくり読みたかったなぁ。
お次はオリムピックの1972年カタログ表紙。
このころはまだ五輪マークOKだったんですね。
それにしても挑発的な表紙だな。
お次。アムコの1974年カタログ。
UPPER MIDWEST MFG.CO.の頭文字をとって「UMCO」
店長曰く、「翌年に倒産したのでこれが最後のカタログになった」とのこと。
写真逆!
お次はダイアモンドリールで有名な大森製作所のカタログ。
村上晴彦さんも昔ここのリール使ってましたね。ウチにも一個転がってます。
次はへドンのカタログ。
年代は確認できませんでしたが、プラドコによる買収が行われる前のものです。
リールや竿など手広くやってたんですね。
カズン?パンキンシード? ヘッドハンター?だめだ、全部うろ覚えだ。
お次はフェンウィックの1974年カタログ。
TIEMCOカタログではない本国バージョンの模様。
ジム・グリーンさん載ってますね。
いまだ一部で根強い人気のPENNさん。
デザインは今も昔もあんまり変わってない。
そしてみんな大好き☆ぼくらのTIEMCOさん1978年カタログの登場です。
「Tokyo Import Export & Manufacturing Company」略してTIEMCOですって。
このころからフェンウィックをはじめストレーン、ジョンソン、ホッパーストッパー、ルーハ-ジェンセンなどの舶来品に強かったんですね。
左は「ヘリン」でしょうか。
クリームのワームも扱ってたんですね。
さいごにもいっぱつABUのカタログです。
時代は進んで非円形&マグブレーキが台頭してきた時代ですね。
ウルトラマグはこんな形で初登場していたのです。
そういや「アブガルシア」じゃない。ガルシア社との合併はまだ先でしたっけ。
ブルーカードの時代ですね。
なんかの適合表。結構資料的価値あったりして。
ABUのプラグといえば「ハイロー」
日本のルアーフィッシング史に興味がある方はぜひお立ち寄りください。
では☆
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